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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-01
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ttDaemonAdmin

説明

TimesTenのメイン・デーモン、サーバー、Webサーバーを起動および停止します。

アクセス制御

アクセス制御がTimesTenのインスタンスに対して有効である場合、このユーティリティではインスタンス管理者権限が必要です。接続文字列またはDSNに認証情報が指定されていない場合、続行する前にユーザーIDおよびパスワードの入力が求められます。

構文

ttDaemonAdmin [-h | -help | -?]

ttDaemonAdmin [-V | -version]

ttDaemonAdmin [-force] {-start | -stop | -restart}

ttDaemonAdmin -startserver

ttDaemonAdmin [-force] -stopserver

ttDaemonAdmin [-startwebserver | -stopwebserver]

オプション

ttDaemonAdminには次のオプションがあります。

-h

-help

-?

使用方法のメッセージを出力して終了します。

-force

警告が返された場合にも、TimesTenメイン・デーモンを起動または停止します。または-stopserverと併用すると、ただちにサーバー・プロセスを停止します。

-restart

TimesTenメイン・デーモンを再起動します。

-start

TimesTenメイン・デーモンを起動します。

-startserver

TimesTen Serverデーモンを起動します。

-startwebserver

TimesTen Webサーバーを起動します。

-stop

TimesTenメイン・デーモンを停止します。

-stopserver

TimesTen Serverデーモンを停止します。

-forceオプションを使用しない場合、TimesTenデータ・ストアに対するクライアント/サーバー接続は、処理中のリクエストが完了してから正常に切断され、その後サーバーが終了します。

-forceオプションを使用する場合、TimesTenデータ・ストアに対するクライアント/サーバー接続は強制的にただちに切断され、その後サーバーが終了します。

-stopwebserver

TimesTen Webサーバーを停止します。

-V | -version

ttDaemonAdminのリリース番号を出力し、終了します。

注意

TimesTen ServerとWebサーバーのオプションに対する変更は一時的なものです。TimesTen ServerとWebサーバーの設定を永続的または無効にするには、ttendaemon.optionsファイルを変更する必要があります。

-forceオプションを使用すると、データ・ストアがリカバリ処理を必要とする状態になる場合があるため、注意が必要です。

このユーティリティを使用してサーバーを再起動する場合、TimesTenデーモンはttendaemon.optionsファイルを読み取って、前回の読取り後に変更があったかどうかを確認します。ファイルが変更されていた場合、TimesTenは次のオプションの値を確認します。

-server
-serverShmIpc
-serverShmSize
-noserverlog

関連項目

すべてのデーモン・オプションの説明およびttendaemon.optionsファイルの変更方法については、『Oracle TimesTen In-Memory Databaseオペレーション・ガイド』のOracle TimesTen Data Managerデーモンでの処理に関する章のTimesTenデーモン・オプションの管理の項を参照してください。